渡辺裕之 『迷宮の門 警視庁特命捜査対策室九課』

  • 2019.08.31 Saturday
  • 05:56

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

 

 特命捜査対策室は一課から四課まであるが

 

飛び番号の九課とは、一体なんだろう。

 

本書内で岩城が他の署員に説明したのは

 

『苦しむ』からきていると言う説の九課。

 

設立に関わった警察幹部によると『question』

 

のQをもじって、九課。

 

かなり意味ありげなネーミングです。

 

 

 

 警視庁特命捜査対策室九課は現在・過去を

 

問わず未解決事件を扱う部署。

 

しかしながら、色々と問題がある3名から

 

構成されているのは、単に他の部署から

 

啓示を引き抜くのが難しいからと言う

 

理由ですが、最初の事件の解決の糸口を

 

見出すあたりは、とても優秀なのが解ります。

 

 

 

 ある種の年齢層の女性をターゲットにしている

 

殺人鬼。不動産サイトから得た情報を使い

 

殺害する相手を探すのは、頭脳派です。

 

しかも、首つり自殺に見せかける手口は

 

巧妙です。最後は犯人が捕まり、万々歳だと

 

思ったら、共犯者が居たなんて

 

ちょっと意外でした。警察をも出し抜いた

 

犯罪プランでしたが、最後は自分で自分の

 

首を絞めた感じが、情けないですね。

 

 

 

光文社

 

 

【言及リンク】

 

 

地球ドラマスチック 『猫とネズミ 決戦の行方』

  • 2019.08.29 Thursday
  • 21:02

 

 

 

JUGEMテーマ:今日見たテレビの話

 

 

 

 

 フランスの田園地帯に夏の休暇を過ごすために

 

都心から来た一家。ペットの猫、マサルを連れてやってきました。

 

マサルはとても食いしん坊。

 

食卓の上にあるサーモンを盗み食いするほどです。

 

そして、前の住人が買っていたネズミのチーキーは

 

籠から逃げ出し、今やコテージの主。

 

 

 

 チーキーは普段は壁と壁の隙間に住んでいます。

 

そのチーキーとマサルが出会ってしまって

 

さあ大変。なんとかチーキーは逃げ切りました。

 

 

 

 納屋でハツカネズミと出会ったチーキー。

 

これで更なる隠れ家を見つけました。

 

しかし、マサルのおしっこの臭いが付いた

 

チーキーはマサルに居場所鵜を発見されました。

 

マセルはハツカネズミの1匹を捕まえました。

 

狩りの成功です。

 

 

 

公式サイト

 

 

 

次話 『大人になったらやりたいこと!〜キッズお仕事体験記〜』

 

 

 

【言及リンク】

 

 

 

住野よる 『また、同じ夢を見ていた』

  • 2019.08.28 Wednesday
  • 00:16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

 

 女子小学生が体験した不思議なこと。

 

本書はホラーらしくない(あまり怖くない)

 

ホラーであるモダンホラーなのかと思いました。

 

 

 

 朝まで討論を行っていたテレビの影響なのか

 

小柳奈ノ花は

 

「先生、あたまがおかしくなちゃったので

 

 今日の体育を休ませてください。」

 

と言ったことで職員室に呼び出されてしまいます。

 

ちょっと小賢しい女の子である小柳奈ノ花の

 

不思議な話の出だしとしては、なかなか面白い。

 

 

 

 小柳奈ノ花には友達が、ほとんでいない。

 

他人を見下しているから同級生とは

 

あまり親しくない。小柳奈ノ花の家の側で

 

いつも待っているのは、尻尾のちぎれた雌猫。

 

この猫を助けるために偶然であったアバズレさん

 

と呼んでいる女性。また丘の上に住んでいる

 

おばあさんと森の奥の廃屋に居る女子高生。

 

小柳奈ノ花の様々な想いを彼女らに

 

向けると自分の体験から様々なアドバイスを

 

繰れるが、皆ある日居なくなってしまう。

 

また、授業参観意仕事で来れないと

 

言っていた両親が授業参観に遅れてやって来る

 

など不思議な出来事が語られます。

 

もしかして、これらの事を夢落ちのような

 

最後でしたがよく読んで行くと恐ろし事が

 

判ってきます。『また、同じ夢を見ていた』は

 

やはりモダンホラーだと思いました。

 

 

 

双葉社

 

 

【言及リンク】

 

 

これは経費で落ちません! 第5話 『流された男』

  • 2019.08.27 Tuesday
  • 21:21

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:今日見たテレビの話

 

 

 娘にSNSのメッセージを送ったはずなのに

 

佐々木真夕に送ってしまった新発田英輝。

 

これ、ご送信です。

 

下手すると情報漏えいになりますよ。

 

 

 

 静岡工場に単身赴任している熊井。

 

昨夜、横浜中華街付近で見かけたのが

 

気になる森若沙名子と田倉勇太郎。

 

翌日本社に来て仮払金を現金で申請。

 

そして、田倉勇太郎に領収書を渡しているところを

 

見てしまった森若沙名子。

 

その後、田倉勇太郎が熊井のユーザーIDで

 

ログインして経理処理をするのを見てしまった

 

森若沙名子。

 

 

ルール違反を田倉勇太郎にしても

 

不問にされてしました。

 

何やら不正の臭いがします。

 

 

 

 単独で静岡工場に乗り込もうとしたら

 

田倉勇太郎に見つかり二人で出張することに。

 

折角、不正らしきものを見つけたのに

 

下手したら田倉勇太郎に握りつぶされてしまいます。

 

2人で出張することを認めた新発田英輝部長を

 

重い雰囲気で佐々木真夕の仕事を邪魔するのは

 

如何のものでしょうか。

 

 

 

 静岡工場に行き事実確認をしたところ

 

熊井の不正が発覚。

 

これは由々しき事態です。

 

 

 

キャスト

 森若沙名子・・・・多部未華子

 山田太陽・・・・・・重岡大毅

 田倉勇太郎・・・・平山浩行

 佐々木真夕・・・・伊藤沙莉

 新発田英輝・・・・吹越満

 山崎柊一・・・・・・桐山漣

 麻吹美華・・・・・・江口のりこ

 有本マリナ・・・・・ベッキー

 中島希梨香・・・・松井愛莉

 鏡美月・・・・・・・・韓英恵

 吉村晃広・・・・・・角田晃広

 皆瀬織子・・・・・・片瀬那奈

 新島宗一郎・・・・モロ師岡

 横山窓花・・・・・・伊藤麻実子

 平松由香利・・・・平岩紙

 

 

 

番組HP

 

 

 

次話 『うさぎとタイガー』

 

 

 

【言及リンク】

 

 

 

櫛木理宇 『チェインドッグ』

  • 2019.08.26 Monday
  • 04:14

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

 

 表紙の女子学生の襟ものとをよく見ると

 

血液がぽたぽたと落ちたような跡がある。

 

そして裏には、女子学生の髪に血液が付いた

 

チェーンが髪にからまっている。

 

読む前はあまり気にしなかったことだが

 

本を読むと無気味さが、こみ上げてきました。

 

 

 

 一定の層の男女を狙い、暴行し殺害。

 

そして庭に埋めていた殺人鬼。

 

素の殺人鬼からの手紙が来て

 

刑務所に面会に行くと、なんだか

 

殺人鬼や被害者の事をいろいろ調べさせられた

 

法学部の学生。その学生に目を付けた

 

殺人鬼は刑務所に居ながら人を操り

 

人々に不幸を撒き散らす。

 

なんだか殺人鬼が狩猟的カルト教団教祖の

 

ように思えたのは、双方に共通点があるから

 

なのでしょう。

 

 

 

 殺人鬼の担当弁護士から送られてきた

 

資料を読み返すうちに、殺人鬼が言うように

 

1日との殺害が冤罪だということを

 

確信した学生。しかし、それは殺人鬼の罠でした。

 

学生の母親の過去をほじくりだし、彼女を

 

破滅に向かわそうとした殺人鬼の目論見は

 

失敗しましたが、自分の言いなりになりそうな

 

新たな人形をピックアップしているのには

 

背筋が寒くなりました。

 

 

 

早川書房

 

 

【言及リンク】

 

 

テレビ絵本 『えほん寄席 さらやしき』

  • 2019.08.25 Sunday
  • 11:51

 

 

 

JUGEMテーマ:今日見たテレビの話

 

 

 

 

 夜は怖いからと言って昼に出て来た幽霊だったら

 

面白そうですが。

 

 

 

 毎晩、井戸から出てくる幽霊。

 

長屋の隣に住む爺さんが内緒で教えてくれたと

 

人々に広めているが、幽霊が出ることを

 

内緒にするのは、何か陰謀を感じます。

 

祟りがあるから見に行かないと言いながら

 

人々に情報を教えるなんて。

 

 

 

 皆で井戸に幽霊を見に行くと

 

火の玉が出た後、皿を数えるお菊の幽霊。

 

そして、噂が人を呼び出店まで出る始末。

 

怪しいですね。

 

 

 

公式サイト

 

 

 

次話 『反対車』

 

 

 

【言及リンク】

 

 

矢崎在実 『編集者ぶたぶた』

  • 2019.08.24 Saturday
  • 11:05

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

 

ぶたぶたシリーズ

 

 

 

 複数の短編からなる『編集者ぶたぶた』。

 

編集者、元編集者のストーリーが含まれています。

 

 

 

 対人恐怖症の作家の担当編集者のぶたぶた。

 

作家とは電話とスカイプでのやりとりのみ。

 

スカイプはぶたの縫ぐるみが写っているので

 

シャイな担当者か自分の事を気遣ってくれる

 

担当者だと思い込んでいたが書店めぐりに

 

なって初めてぶたぶたを見た作家は

 

とても吃驚したはず。

 

だって、ぶたの縫ぐるみが人の言葉を

 

話し、飲食をするのは実際に見ないと

 

信じられません。でも、ぶたぶたならば

 

対人恐怖症に作家担当はもってこいです。

 

ちょっとミステリーなところもあるかも

 

知れませんが、見た目は人でないというのが

 

メリットですね。

 

 

 

 グルメの企画で呼ばれたのは、注文品を

 

残らず食べる役目のグルメライター志望の伊勢。

 

グルメライターは1日に何件もの飲食店を

 

回り、その店のめぼしいメニューを味わい

 

文章にするというのだから聖なる胃袋を

 

持つ人しか出来ない仕事です。

 

先輩グルメライターの大食感に

 

圧倒され、食べ物がぶたぶたのどこから体に

 

入っていくのか不思議さにも合いまみえ

 

ちょっと面白い話でした。

 

注文したものを残さず持ち帰るのも

 

グルメライターのマナーなのですね。

 

ちょっと感心しました。

 

 

 

光文社

 

 

【言及リンク】

 

 

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