大石直紀 『続・深夜食堂』

  • 2017.06.30 Friday
  • 20:53

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

 

深夜食堂 シリーズ

 

 

 

 読んでいると劇場版のシーンが蘇る『続・深夜食堂』。

 

めしやのマスターや常連客の温かみあるストーリーが

 

読み手の心を癒すような気がしました。

 

原作のコミックスが長い期間連載されているのも

 

共感できます。これが媒体が変わっても受け継がれる

 

『深夜食堂』の魅力なのでしょう。

 

 

 

 豚汁定食    六百円

 

 ビール(大)  六百円

 

 酒二合     五百円

 

 焼酎(一杯)  四百円

 

 

めしやのメニューは、たったこれだけ。

 

あとは勝手に注文してくれれば、出来るもんなら作るよ。

 

これが、『めしや』の営業方針。

 

こんなメニューで深夜にしか営業していない店にも

 

人が集まるのは、やはり『めしや』の環境が

 

人を吸い寄せるのでしょう。

 

水商売の人や堅気でない人。

 

そして、いろいろなものを背負っている人。

 

そんな人たちが集まり、『めしや』で癒されたり

 

ストレスを発散していく。

 

ちょっと昭和の香りがする食堂には

 

懐かしさも人を呼び寄せるエッセンスに

 

なっているのでしょう。

 

 

 

 葬式などの帰りでないのに喪服姿で『めしや』に

 

やってくる女性は、ストレス発散のため

 

街中を喪服姿で歩き回り、最後は『めしや』で

 

焼肉定食を食べる。なんだか、肉食系女子の様な

 

感じがするが、人間関係によるストレスは

 

ここまでしないと発散できないのかと

 

考えてしまします。

 

 

 

小学館

 

 

 

【言及リンク】

 

 

オトナの一休さん 第二十六則 『さよなら、一休さん』

  • 2017.06.28 Wednesday
  • 20:45

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:今日見たテレビの話

 

 

 

 一休宗純和尚が中心となり復興を目指していた大徳寺が

 

完成したら、気が抜けてしまったのでしょうか

 

病に倒れてしまった一休宗純和尚。

 

弟子たちへの遺言は

 

 

「酒や女は、大いにやれ。

 

 だが、禅宗を人に教えようとOKなど

 

 するものが居たら、そんな喝つな奴は破門だ!」

 

 

一休宗純和尚らしい遺言ですね。

 

なんですと!

 

養叟宗頤和尚が迎えに来た!

 

そして、『大人の一休さん』を歌って

 

お別れです。

 

 

 

キャスト

 一休宗純・・・・・板尾創路

 養叟宗頤・・・・・尾美としのり

 蜷川新右衛門・・・山崎樹範

 地獄太夫・・・・・大堀恵

 森女・・・・・・・山下リオ

 

 

 

公式サイト

 

 

 

 

【言及リンク】

 

 

 

映画 『スコーピオンキング3』

  • 2017.06.27 Tuesday
  • 18:33

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:洋画

 

 

スコーピオンキング シリーズ

 

 

 

 「ハナラプトラシリーズ」からスピンオフした「スコーピオンキング」も

 

シリーズ化されており、本作品は3作目。

 

スコーピオンキング2」よりもマサイアス(役:ビクター・ウェブスター)は

 

雄々しく、イメージ通りです。

 

しかし、戦闘シーンがスローモーションで迫力にかけます。

 

大勢での戦闘もいまひとつ。

 

でも、魔女などの妖魔?と忍者モドキとの戦いは

 

笑ってしまう程、面白い。

 

妖魔を吊し上げにして、丸焼きとは意外な戦法ですね。

 

 

 

 結局は死者の書を手に入れ妖魔を仲間に加え

 

最後は、戦争終結。

 

もう少し派手な演出があっても良かったのでは?

 

と思える終結でした。

 

 

 

2012年 アメリカ

 

 

キャスト

 マサイアス・・・・ビクター・ウェブスター

 オラフ・・・・・・ボスティン・クリストファー

 タルス・・・・・・ビリー・ゼイン

 ホルス・・・・・・ロン・パールマン

 シルダ・・・・・・クリスタル・ヴィー

 ラムザン・・・・・テムエラ・モリソン

 

 

 

公式サイト

 

 

 

 

【言及リンク】

 

 

松岡圭祐  『水鏡推理IV アノマリー』

  • 2017.06.25 Sunday
  • 12:33

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

水鏡推理 シリーズ

 

 

 

 

 少年院に入れられた少女達が、見た目だけの従順さを

 

示していることを見抜けず、見た目の良さだけで

 

4人を選抜して、登山による交際を歌ったNPO。

 

やっていることは、世間から表向き良い感じに見えるが

 

裏では役人たちの横領行為の温床となっており

 

4人を選抜された少女たちは、犯罪者故に

 

ライバルを潰すためのゴーストスケープにされるような

 

事件は、読んでいて『探偵の探偵』のような

 

奥深くの犯罪行為を見ているようで

 

さわやかさに欠ける『水鏡推理IV』でした。

 

やはりこのような事件には水鏡瑞希よりも

 

紗崎玲奈のほうが、主役を張るのは合っている

 

のでしょう。水鏡瑞希だとパンチ力に欠けていて

 

読んでいてもワクワク感もなく、躁鬱感漂うような

 

感じがしました。

 

 

 

 人工降雨の件も予算(税金)の取り合いで

 

フェイクに満ちた実験をアピールすることにより

 

自分たちの食い扶持を得るのは、腐った官僚そのもの。

 

なんだか霞が関には正義もへったくれもないような

 

虚しさだけが残りました。

 

 

 

講談社

 

 

 

【言及リンク】

 

 

 

 

夏海公司  『ガーリー・エアフォース VII』

  • 2017.06.22 Thursday
  • 23:45

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

ガーリー・エアフォース シリーズ

 

 

 

 ガーリーエアフォースVIのストーリーから続いているとは

 

思えないほど、登場する人物が変わっています。

 

ザイに取り込まれてしまった『F/A−18E−ANM Super Hornet』

 

ことライノが能天気に登場します。

 

これは、以前登場したライノに『F−15J−ANM Eagle』ことイーグルの

 

能天気さがプラスしたような性格になっています。

 

一方、本書に登場する『F−15DJ−ANM Eagle』のこと

 

イーグルは固い性格であり、『JAS39−D Gripen』こと

 

グリペンのようにライノ以外のアニマたちは、人間とペアーになり

 

戦闘を行う。

 

 

 

 また、主人公が鳴谷慧ではなく蛍橋慧となっている。

 

しかし、終盤局面で蛍橋慧への手紙の差出人である篠原明華(旧姓:宋)

 

からの話からして、鳴谷慧は養子に行って蛍橋慧となり

 

今までの世界とは違う、パラレルワールドのような話が展開されていたこと

 

が解りました。1人?ですべての秘密を抱え込んでいた

 

『JAS39−D Gripen』ことグリペンを永久ループがら

 

脱出させるのは、たとえ未来の人類が滅んだとしても

 

選択すべき一手だと思います。

 

 

 

アスキー・メディアワークス

 

 

 

【言及リンク】

 

 

オトナの一休さん 第二十五則 『後継者などいらん!』

  • 2017.06.21 Wednesday
  • 21:26

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:今日見たテレビの話

 

 

 

 

 蜷川新右衛門は、一休宗純和尚が恋傾斜を選ばないかと

 

心配しているが、一休宗純和尚は『絶法宣言』をしているので

 

後継者は居ない。

 

後世に残っている一休宗純和の肖像画は

 

没倫が描いたと言われているが、没倫は

 

一休宗純の後継者ではない。

 

かなり変わった和尚ですね。

 

 

 

次話 『さよなら、一休さん』

 

 

 

キャスト

 一休宗純・・・・・板尾創路

 養叟宗頤・・・・・尾美としのり

 蜷川新右衛門・・・山崎樹範

 地獄太夫・・・・・大堀恵

 森女・・・・・・・山下リオ

 

 

 

公式サイト

 

 

 

 

【言及リンク】

 

 

 

堀川アサコ 『三人の大叔母と幽霊屋敷』

  • 2017.06.18 Sunday
  • 16:53

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

予言村の転校生 シリーズ

 

 

 

 感想に入る前に本書の巻末に『本文DTP制作 言語社』という

 

記述がありました。これは、活版にしたのが『言語社』ですよ

 

ということを言いたいがための記述なのでしょうか?

 

今まで気が付かなかったのですが、これは文藝春秋社だけに

 

記述されているものなのでしょうか?

 

ちょっと気になりますね。

 

 

 

 序盤の誘拐事件は、こよみ村に古くから伝わる

 

女性の悲劇を模倣した少女の事件の話でしたが

 

ホラーのような話かと思えば、過去の悲劇を思い出させるような

 

事件を起こした子孫の悲しいストーリーでした。

 

こちらの話は、その後に起こる湯木奈央の叔母たちが起こす

 

大騒動の序盤戦と言ったところだったのかと思われます。

 

しかし、お金持ちだからと云って自分と同じような服を

 

同級生にばら撒くのは、自分とファションが被ることに

 

抵抗感が無かったのでしょうか?

 

皆川麗華の気持ちがわかりません。

 

中学2年生なので、まだオリジナルという

 

概念が生まれていないのかもしれませんね。

 

 

 

 湯木奈央の叔母たちが家出して、こよみ村に

 

借りた住居は、以前一家心中が起こった場所。

 

しかも叔母たちは過去に起こったことをすっかり忘れて

 

悲劇にあった友達の子孫を暮らし始めるのは

 

あの世のものたちの影響なのでしょう。

 

こちらの話は、ちょっと怖いホラーに仕上がっていました。

 

 

 

文藝春秋社

 

 

 

【言及リンク】

https://blogs.yahoo.co.jp/tt_tmk_tnk/trackback/1474727/64715630

 

 

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