櫻いいよ 『黒猫とさよならの旅』

  • 2016.09.28 Wednesday
  • 20:26

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

冒頭の

 

「逃げ出して、記憶を失ったその先で、

 

 自由気ままな野良猫と頑張っているきみと、

 

 未来を探した、冬の終わり。

 

 頑張ることから逃げ出したr。また頑張れる気がした。」

 

が、本書の言いたかったことの全てを表しています。

 

読んでいて、なんだか懐かしい雰囲気がするのは

 

どうしてなのでしょうか?

 

主人公の女子高生に共感できたからなのでしょうか?

 

それとも作者の言いたかったことに

 

納得したからなのでしょうか?

 

読んでいて、とても心地よくなる不思議な小説です。

 

 

 

 学校や家庭のしがらみから、逃げ出したくなって

 

ひとり自転車を走らせる女子高生の茉莉。

 

横からきた猫とぶつかったことで

 

話すことは出来ないけど、テレパシーのように

 

人の頭の中に思っていることを伝えることができる

 

黒猫と同じように学校をさぼっている

 

何だか訳ありの男子高校生の壱と

 

自転車でちょっとした旅をすることに。

 

この展開は、どこかで読んだことのあるような

 

感じがしましたが、もしかしたら以前

 

『黒猫とさよならの旅』の冒頭を読んだことが

 

あるのかもしれません。

 

なんだかストーリーの向かう先が読めてしまって

 

どんどん先を読んで見たくなる衝動に駆られました。

 

これは、本書が面白い証拠ですね。

 

 

 

スターツ出版

 

 

大科学実験 実験78 『光の速さをはかってみよう』

  • 2016.09.27 Tuesday
  • 21:29

JUGEMテーマ:今日見たテレビの話

 

 

 

 

 光の速さを測定する実験。

 

光の速さを鏡と歯車を使って19世紀に光の速さを測った

 

実験の再現。

 

この実験、以前見ました。

 

実験78 『光の速さをはかってみよう』

 

 

 

 

 

 

 

公式サイト

 

 

 

次話 実験54 『空中浮遊ショー』

 

 

 

 

【言及リンク】

 

 

 

大科学実験 実験51 『剛腕の水蒸気』

  • 2016.09.27 Tuesday
  • 21:12

JUGEMテーマ:今日見たテレビの話

 

 

 

 

 

 やかんでお湯を沸かすと、湯気で蓋が開いたり

 

湯がこぼれたりする。水が熱せられて水蒸気となり

 

圧力が生まれる。蒸気機関車はこの原理で動いています。

 

 

 

 水蒸気の力でボールを飛ばす実験。

 

細い管で水蒸気の圧力を高めて、グラウンドで

 

ピッチャーの位置からキャッチャーの位置まで

 

10気圧あると届くことが判った。

 

水を180度まで熱すると10気圧になる。

 

 

 

公式サイト

 

 

 

次話 実験78 『光の速さをはかってみよう』

 

 

 

 

【言及リンク】

 

 

 

仲町六絵 『からくさ図書館来客簿 第五集 〜冥官・小野篁と剣鳴る秋〜』

  • 2016.09.26 Monday
  • 22:13

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

からくさ図書館来客簿シリーズ

 

 

タイトルの副題『冥官・小野篁と剣鳴る秋』の剣の話が

 

メインストーリーとなっていて、サブストーリーは

 

時子の成長が描かれていました。

 

・葵で生き物を作る

 

・手のひらでみちなしの想いを一言で表す

 

などの冥官としての技の腕をあげる時子でしたが

 

今回は技の向上だけでなく、時子の見た目の変化が伴っていました。

 

小野篁に思いを寄せていることからの変化でしょうか。

 

時子が独り立ちをする日も近いのでしょう。

 

 

 

 『からくさ図書館来客簿 第五集』に登場した冥官は

 

・小野篁

 

・時子内親王

 

・安倍清明

 

・茜

 

・太田道灌

 

・八瀬童子

 

・高岡親王

 名前だけの登場

 

と大盤振る舞い。

 

しかし『八瀬童子』とは聞いたことが無かったので調べてみると

 

『比叡山延暦寺の雑役や駕輿丁(輿を担ぐ役)を務めた村落共同体の人々』

 

となっており、『からくさ図書館来客簿 第五集』に登場した『八瀬童子』は

 

一般的に役割を指すので、人物特定が出来ませんでした。

 

特定な人でなく、抽象的な役割の冥官は意外ですね。

 

 

 

 ストーリーの最後に小野篁からの宿題を解いた時子は見た目と

 

持っている技を変化させる。なんだか、『からくさ図書館来客簿』の

 

終焉が近いことを感じられました。

 

 

 

KADOKAWA

メディアワークス文庫

 

 

 

【言及リンク】

 

 

大科学実験 実験53 『つな引きエレベーター』

  • 2016.09.24 Saturday
  • 20:16

JUGEMテーマ:今日見たテレビの話

 

 

 

 

 

 日本のロープを交互に引っ張りエレベータとする実験。

 

玩具で二本の糸を交互に引っ張ると上に昇る

 

原理を使って、人が乗れるエレベーターを作ってみる。

 

果たして61kgの人を乗せてエレベーターは

 

上昇できるのか?

 

 

 

 ロープは滑車を使い横に引く。

 

そう、綱引きのようにロープを引っ張る。

 

しかしロープが滑ってしまい、中々エレベーターが

 

上昇しませんね。滑らないように工夫して

 

ようやく上昇。ロープを引っ張った20人

 

ご苦労様でした。8mも上昇させるのは、大変でしたね。

 

 

 

公式サイト

 

 

 

次話 実験51 『剛腕の水蒸気』

 

 

 

 

【言及リンク】

 

 

堀川アサコ 『小さいおじさん』

  • 2016.09.23 Friday
  • 20:45

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

 

 市役所の離れに入っている建設課。今時冷房設備がなく扇風機を使っている。

 

庁舎内の情報通である清掃員の吉田さんによると建設課が入っている建物は

 

前日に村上千秋が見たものを封印するために結界が張っているという。

 

結界があっている場所で通常業務を行っている市役所の職員たちは

 

封印されているものに対する人身御供といったものだろうか。

 

しかし、結界の中で役所の業務を行っていると

 

様々な弊害や封印されているものに何だかの影響受けて

 

封印が無効になることを、封印したものは考えなかったのだろうか。

 

なんだか、やっつけで封印した感が否めません。

 

 

 

 おんぼろの建物で残業していた村上千秋は

 

給湯室で「さーけは、のめ、のめ、のーむなぁらぁばぁ」と黒田節を

 

歌っている小さなおじさんに遭遇してしまい

 

市役所の黒歴史やある土地を巡る因縁に巻き込まれてしまいます。

 

ここまでの流れだと都市伝説をモチーフにしたモダンホラー

 

のような話が展開されるのかと思っていたら

 

堀川アサコの『幻想シリーズ』のような展開になり

 

ワクワク、ドキドキ感がありました。

 

 

 

新潮社

 

 

 

【言及リンク】

http://d.hatena.ne.jp/JACK/20160709/p1

 

 

 

渡辺裕之 『冷たい狂犬』

  • 2016.09.22 Thursday
  • 08:06

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:読書感想文

 

 

 

冷たい狂犬 シリーズ

 

冷たい狂犬』というタイトルから警察官が思い浮かびますが

 

 主人公は公安調査官。別な言い方をすれば、スパイ。

 

 スパイなのに狂犬というタイトルは、ちょっとイメージが

 

 合わないような気がします。『狂犬』よりも『ワイルドウルフ』が

 

 似合っています。

 

 

 

  『傭兵代理店』『新・傭兵代理店』シリーズの森美香や

 

 『シックスコイン』シリーズの櫓里香のような役割の

 

 真木麗奈は、スパイなだけなのか森美香や櫓里香よりも

 

 エロチックな感じがするのは、何故なのだろうか。

 

 森美香と同じような役所の職員なのに

 

 公安と日本版NSAとは、職員の正室が違うのか?

 

 ちょっと『007シリーズ』のような

 

 ハードボイルドに美女と言った感じが

 

 『冷たい狂犬』シリーズの特徴なのでしょうか。

 

 エロチックになり過ぎると主人公のイメージが

 

 ジェームズ・ボンドのような女好きになってしまい

 

 ハードボイルの世界観が崩れてしまわないか

 

 気になります。

 

 

 

  冷たい狂犬』の主人公である夏樹は、元スパイで

 

 狂ったように相手に攻撃をして死に至らしめる

 

 武術の会得した人物。

 

 そんな夏樹が再び前線に出るのは、エロチックな

 

 スパイの真木麗奈が切っ掛けだったのは

 

 エロ小説を読んでいるようで違和感を感じてしまいます。

 

 ハードボイルド小説ならば、もう少しポリシーのなる

 

 復帰理由が欲しかったですね。

 

 

 

KADOKAWA

 

 

 

【言及リンク】

 

 

 

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