大石英司 『日中開戦6 核の脅し』

  • 2016.01.28 Thursday
  • 05:49
JUGEMテーマ:読書感想文



 
◆サイレント・コアシリーズ
 
  サイレント・コアシリーズにガールズ・パンツファーが登場。
 
 ロートルな74式戦車とはいえ、女性だけのタンク乗りなんて
 
 陸上自衛隊の良い宣伝材料になりますが、戦力としては
 
 いまひとつ。姜小隊が居なければ、全滅していたことでしょう。
 
 もっと実力を付けてから登場して活躍して欲しかったですね。
 
 残念ですね。今後に期待しましょう。
 
 
 
  陸上自衛隊が導入した水陸両用車のAAV7。
 
 サイレント・コアシリーズでは、中国の対空車両に
 
 翻弄されっぱなしで、良いところがありません。
 
 装備に問題があるのでしょうか。
 
 水陸走れるだけでは、兵器としては物足りないものが
 
 あります。三菱製の水陸両用車も同じようなものでしょうか。
 
 今後、サイレント・コアシリーズに登場するのでしょうか?
 
 
 
  姜小隊の教官的な役割をしている司馬光二佐。
 
 サイレント・コアシリーズには、まだまだ必要な人なので
 
 そんなに簡単には切れないのでしょう。
 
 今後もサイレント・コアシリーズに登場して
 
 活躍するのでしょうね。
 
 
 
C・NOVELS
 
 
 
【言及リンク】
 
 
 

サイエンスZERO 『サイバーセキュリティ(1) サイバー戦争の脅威』

  • 2016.01.25 Monday
  • 23:15


JUGEMテーマ:今日見たテレビの話


 データを破壊したり、盗んだりするマルウエアやウイルスプログラム。
 
サイバー攻撃を防ぐためには、どうすればよいのか?
 
実験用の発電所に対して、サイバー攻撃をしたところ
 
いとも簡単に発電機は火を噴きストップしてしまった。
 
 
 
 セキュリティー企業が見つけたマルウエアは
 
イランのウラン濃縮施設を狙ったものだということが
 
判った。サイバーテロによりウラン製造施設を
 
破壊するサーバー兵器は、一体どこの誰が
 
作ったのだろうか?
 
 
 
 産業用制御PCを使って、イランのウラン濃縮施設を
 
標的にしたのだとしたら、一個人では色々な情報を
 
得ることは、難しい。
 
このようなサイバー攻撃を防ぐのは、ネットにつながない
 
媒体を読み込まないしか方法がないのでしょうか?
 
 
 
 
 
公式サイト

 
 
 
次話 『サイバーセキュリティ() サイバー攻撃から身を守れ!』
 
 
 
【言及リンク】
 
 

 



 

夏見正隆 『天空の女王蜂 F18発艦せよ』

  • 2016.01.23 Saturday
  • 12:40
JUGEMテーマ:読書感想文



 
◆天空の女王蜂シリーズ
 
 ミッドウェー海戦でアメリカの空母群を打ち負かして
 
 講和に持ち込んだ日本。狩ったにもかかわらず
 
 なぜだか、六本木を境に東と西に分断されているのは
 
 納得がいかない設定です。
 
 
 
  東日本は旧ソビエト連邦よりの政権が主導権を握っており

 独裁国家となっている。一方、西日本は民主主義国家

 
 とはいえ、兵装はアメリカ軍の物を買っているが
 
 戦艦大和や空母赤木が、未だに現役なのには
 
 驚きます。空母の主力戦闘機がF18で空軍の主力戦闘機が
 
 F15ならば、戦艦大和や空母赤木では、骨董品過ぎて
 
 十分な戦力とならないと思うのは、気のせいでしょうか。
 
 
 
  国民がジリ貧で国家予算もない東日本が採った戦力は
 
 地球外勢力を捕獲して、戦力化すること。
 
 『天空の女王蜂シリーズ』は、現代戦にゴジラが出てくる
 
 ようなSFものとなるのでしょうか。
 
 『スクランブルシリーズ』のような、まっとうな戦闘は
 
 期待は出来ないのでしょうか。
 
 
 
  序盤なので色々な登場人物が出てきますが
 
 誰が主人公なのか分からないのが、本書を読むのに
 
 苦労したところです。
 
 
 
文芸社
 
 
 
【言及リンク】
 
 
 
 

愛川晶 『ヘルたん』

  • 2016.01.21 Thursday
  • 21:56
JUGEMテーマ:読書感想文
 
 いじめられっこだった神原淳は、ギャンブル好きで女好きの
 
父親が事業に失敗し、夜逃げをすることに。
 
家族一緒になっての夜逃げでなく、息子は一人で
 
夜逃げしなくてはならないなんて、未成年には酷なこと。
 
手を差し伸べてくれた親類が紹介された先が、出会った猫のお蔭で
 
元やり手の探偵が住んでいる敷地に助手が住んでいた離れに居候する
 
ことになるのは、ちょっと不思議なことでした。
 
 
 
 元やり手の探偵のところにいる猫は、ちょっと目を離したすきに
 
部屋の中から外御玄関前に瞬間移動?なんとも不思議な猫。
 
しかし、猫のことは、カラクリがあり
 
白い猫は、ミラー・ツインの双子であり
 
首輪に隠れた、黒と茶色の毛を見れば2匹の区別が
 
つくと言うもの。双子だけでなく、白く見える猫が
 
実は三毛猫なのは、探偵小説でないような気で読んでいましたが
 
探偵小説の雰囲気を漂わせています。
 
 
 
 題名の『ヘルたん』は、介護『ヘルパー』と『探偵』を
 
合わせた造語。福祉専門学校の通信教育とスクーリングで
 
ヘルパー二級の資格を取り、ヘルパーとして少しずつ
 
担当する要介護者が増えていった神原淳は
 
自分が知らないうちに高校時代の先輩との怪しい出来事を
 
体験した先輩の犯罪に巻き込まれていく。
 
『ヘルたん』の題名とおりに、推理で秘密を紐解いていくが
 
神原淳のピンチを救うのは、猫。
 
探偵小説にちょっとしたファンタジーの要素が加えられた
 
小説でした。
 
 
 
中央公論新社
 
 
 
 

サイエンスZERO 『マリモ 球体の謎に迫る』

  • 2016.01.19 Tuesday
  • 22:41



 
 お土産でマリモを初めて見たときは、丸いのはビックリしましたが
 
お土産で売っているものは、人が丸めているものだと
 
初めて知りました。丸くないマリモも存在しているらしい。
 
しかし、大きくて丸いマリモが群生しているのは
 
阿寒湖に生息するマリモのみ。
 
ちょっと神秘的ですね。
 
 
 
 阿寒湖でも、丸いマリモが居るのは
 
一部の場所だけ。
 
この生息している場所にこそ、秘密があるのでしょう。
 
風が波を起こし、マリモがcその場で回る。
 
そんな微妙な回転が、マリモを丸く成長させる
 
自然の力です。
 
 
 
 大きなマリモは、低気圧で岸近くに打ち上げられて
 
解体されてします。オオハクチョウなどの生物が
 
解体されたマリモを食べられてします。
 
食べられなかった解体されたマリモは
 
再び阿寒湖の深い所に移動して
 
再び育つ姿は、逞しいです。
 
 
 
公式サイト
 
 
 
次話 『サイバーセキュリティ() サイバー戦争の脅威』
 
 
 
【言及リンク】
 
 
 
 

映画 聯合艦隊司令長官 山本五十六

  • 2016.01.18 Monday
  • 21:13
JUGEMテーマ:邦画
 


 

 アメリカとの開戦を反対していた山本五十六は

 

一部のマスコミや軍内部の強硬派などによる

 

国民煽動により、自らが望まぬ戦争に

 

対峙することになった。

 

軍人として、上からの命令に逆らえないところが

 

現在のサラリーマンを被ってしまい

 

皮肉さを感じます。

 

 

 

 楽観的な見通しによる戦略によって、破綻した軍部。

 

現代の企業戦略でも、同じことが言えるでしょう。

 

正確な分析による行動を取っていたならば

 

悲惨な結果は、避けられてかも知れません。

 

 

 

2011年 東映

 

 

キャスト

 山本五十六・・・・・役所広司

 堀悌吉・・・・・・・坂東三津五郎

 米内光政・・・・・・柄本明

 井上成美・・・・・・柳葉敏郎

 三宅義勇・・・・・・吉田栄作

 山口多聞・・・・・・阿部寛

 宇垣纏・・・・・・・中村育二

 黒島亀人・・・・・・椎名桔平

 南雲忠一・・・・・・中原丈雄

 永野修身・・・・・・伊武雅刀

 及川古志郎・・・・・佐々木勝彦

 牧野幸一・・・・・・五十嵐隼士

 秋山裕作・・・・・・袴田吉彦

 真藤利一・・・・・・玉木宏

 草野嗣郎・・・・・・益岡徹

 宗像景清・・・・・・香川照之

 谷口志津・・・・・・瀬戸朝香

 神埼芳江・・・・・・田中麗奈

 高橋嘉寿子・・・・・宮本信子

 山本禮子・・・・・・原田美枝子

 

 

公式ウェブサイト

 

 

【言及リンク】

 http://blog.so-net.ne.jp/non-yo-00/2012-01-17/trackback

 

 

太田紫織 『魔女は月曜日に嘘をつく2』

  • 2016.01.16 Saturday
  • 13:40
JUGEMテーマ:読書感想文
 


 

   魔女は月曜日に嘘をつくシリーズ

 

江別の魔女こと卯月杠葉が何故、農園を持てたのか。

 

 そして、農園の収入だけでは暮らしていけないのに

 

 生活が成り立っているのか。そんな疑問が、少しづつ

 

 解けていく『魔女は月曜日に嘘をつく2』でした。

 

 

 

  卯月杠葉の将来のことを思いハーブの販売拡大を

 

 目指す犬居克衛の前に立ちはだかったのが

 

 学者である厳原。彼は、卯月杠葉をペットのように

 

 飼い殺しにしていることからして、卯月杠葉のパトロンのように

 

 思えるのは、世間の人々の印象でしょうね。

 

 

 

 明らかに娘に対する接し方というよりは、愛人やペットに

 

 接するような感じを受けるのは、厳原自身の

 

 人格が、にじみ出ているからなのでしょうか。

 

 

 

 次巻以降、卯月杠葉と厳原の関係が明らかになったときに

 

 犬居克衛の取る道は、厳しいものになるかもしれないが

 

 ヘタレてしまうよりは、失敗しても信じる道を

 

 進んで行く方が道は開けていくと思います。

 

 その前に犬居克衛が真冬の北海道で収入を得て

 

 春まで生き延びられるかも疑問なところです。

 

 

 

朝日新聞出版

 

 

 

【言及リンク】

 

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