地球ドラマチック 『血液の不思議 〜知らざる驚異の力〜』
- 2015.08.31 Monday
- 20:55
小田急ロマンスカーのアテンダント役に大島優子が挑戦!
しかも、ロマンスカーが舞台なので鉄道好きには
たまらない作品となっていました。
箱根登山鉄道に箱根の風景。
そして雄大な富士山。
自然とマッチしている様々な乗り物たち。
これからのシーズンでの風景が楽しめます。
ストーリーは、ひもを抱えたOLと
致死親と離婚した後、様々な男に走る駄目な母親の
過去と未来。母親も娘も駄目な男にしか
ひかれないのは定めなのでしょうか。
低予算で作背れているような映画だったので
ストーリー的には、ちょっと苦しいところがありますが
鉄道好きなら、楽しめる映画となっています。
2015年 東映ビデオ
キャスト
北條鉢子・・・・・大島優子
桜庭洋一・・・・・大倉孝二
久保美千代・・・・野嵜好美
直樹・・・・・・・窪田正孝
北條頼子・・・・・西牟田恵
【言及リンク】
http://blog.so-net.ne.jp/non-yo-00/2015-08-30/trackback
堀川アサコのモダンホラーというよりは、妖怪の話。
大奥に潜む人という形の妖怪から、一般的な妖怪までもが登場して
どちらが妖魔なのか区別がつかないくらい、人の悪行が露わに
描かれています。妖怪よりも人間のほうがえげつないのが
現実だと深く認識しました。
野笛城で行われた『美人相撲』で優勝した今井一期。
江戸時代に鬼庶民なのに姓があるのは、今井一期の祖先は
武士だったのでしょうかと突っ込みたくなる箇所も所々ありますが
座敷童子を探す冒険?は、ちょっとしたアドベンチャーとして
楽しく読むことが出来ました。
ところで『美人相撲』とは、国技の相撲のことではなく
現代での『ミスコンテスト』と言った感じです。
座敷童子をおびき寄せるのに色仕掛けというのは、野笛藩の
家老たちの考えていることは、理解できません。
また、大奥に居る局という魔物に対抗するのにも見かけの美しさよりも
武術や明晰な頭脳を持った女性が、任務を成功しやすいと
思うのは私だけでしょうか。
講談社
【言及リンク】