外山晴彦 「神社の見方」
- 2014.10.31 Friday
- 23:14
◆ 歴史がわかる、腑に落ちる
神社と言えば、社の森。
現代の神社には、鎮守の森がないところこともありますが
鎮守の森の木の殆どが、人の手を加えずにいるので
落葉樹から常緑樹に遷移します。
最終的には、極相林と呼ばれる
照葉樹林となるそうです。
一見、手を加えていそうな社の森も
自然の恵みにより姿を変えていく姿は、素晴らしいです。
同じ神社にある鳥居でもさまざまな様式があり
祀られている神様とも鳥居の様式は
無関係とは、恥ずかしながら知りませんでした。
神社にある狛犬。狛犬は、犬ではなく
想像上の動物であり、外敵から神社を守るものに
対して、狐などの動物像は神に仕えるもの
すなわち眷属という違いがあるあらしい。
眷属には、カラス、牛、鳩、鹿などがおり
変わったところでは、狼や兎といった具合に
昔の人の生活に密接した生き物と
なっていますが、眷属の兎は一度見て
みたいですね。
これらのことを踏まえて、年始の初詣で
地元の神社を観察してみると
面白そうですね。
鳥居や狛犬などの他にも
灯篭や手水舎なども色々な形があって
楽しめそうです。
小学館