柴田よしき 『時の鐘を君と鳴らそう』
- 2018.12.17 Monday
- 04:50
JUGEMテーマ:読書感想文
ララ シリーズ
『星の海を君と泳ごう』の最後でウンヨン・キムと
ララ・ウィルコックスは、良い関係になったのに
ウンヨン・キムが短期間で学校を卒業したが
ララ・ウィルコックスは経済的な状況と
単位が、なかなか取れずに卒業まで
時間がかかってしまい、二人の関係は自然消滅。
そして、ララ・ウィルコックスは
就職した企業で失敗した結果、辺鄙な星に
転勤させられてします。
なんだか、人生のどん底を見ているような
感じです。企業を止めると損失補てんを
求められ経済的に辞められず、かといって
自分が目指していた仕事ができるかと言えば
辺鄙な星では、その仕事に就くことは出来ない。
なんて、可愛そうなララ・ウィルコックス。
一方、ウンヨン・キムは大統領候補として
忙しい日々を送っています。
ララ・ウィルコックスが居住する星にも
講演会に来たのが運のつき?
ウンヨン・キムの命を狙う勢力が起こした事件に
ララ・ウィルコックスが巻き込まれ
また、冒険が始まります。
唐突な冒険にちょっとしたラブ・ストーリー。
ララ・ウィルコックスの相手が
ウンヨン・キムではないのが、ちょっと
難い演出です。
光文社
【言及リンク】