渡辺裕之 『死体島 オッドアイ』
- 2019.09.10 Tuesday
- 05:18
オッドアイシリーズ
『迷宮の門』のは警察官が主人公ですが
オッドアイシリーズは、元特殊部隊に居た
離島の警察官が極秘任務により
警務隊(自衛隊の警察組織)と連携して
捜査に当たる点が『迷宮の門』とは違います。
なので、こちらの相手は元軍人や
軍事訓練を受けた組織などと渡り合わなければ
なりません。
米軍の基地に適した場所を極秘で
調査していた自衛隊が、調査のために水中に
監視カメラを設置しようとしたら水中に
沈められている複数の遺体を発見。
自衛隊は事件の捜査が出来ないため
極秘任務が朝倉に下る。
この時点で任務が成功したら朝倉は
刑事に戻れるかもしれないが離島での
生活が心地よくなってきている朝倉には
刑事に戻る意思は、薄らいできていました。
アサルトライフルに対して拳銃では
厳しいものがあります。
かといって、通常の事件を捜査する警察官が
武装するもの変な話ですし
この話はこのあたりが限界なのでしょう。
警察と自衛隊の特殊部隊の共同戦線のような
ものでないと他国の軍事組織に立ち向かうのは
厳しすぎます。
中央公論新社
【言及リンク】