大石英司 『覇権交代2 孤立する日米』
- 2019.09.05 Thursday
- 20:46
JUGEMテーマ:読書感想文
サイレント・コア シリーズ
九州自衛隊基地を玄武ミサイルで攻撃し
民間人が300人以上犠牲が出たことにより
対韓国への民衆の怒りは収まらず
第二次世界大戦直前のように朝鮮関連
施設などを襲う人々。憎しみは増大するばかり。
大韓民国が中華人民共和国側に付いたことにより
日本もアメリカ側から離れてしまうと思ったのか
アメリカ軍の裏切りへの攻撃は凄まじいものです。
大韓民国の石油などの資源貯蔵施設を爆撃。
港には機雷を敷設し、海からの資源搬送を封さ。
この作戦名が『ジュダ』というのだから
アメリカの徹底した裏切りへの報復が
如何に徹底したものかが解ります。
度重なる戦闘とキリングゾーンでも救出失敗に
より姜彩夏三佐の指揮力が低下。
原田拓海一尉が姜彩夏三佐をぞんざいに扱う姿を
司馬光が見たら、きっと嘆くでしょう。
この戦闘、新たな兵器でも出てこない限り
こう着状態に陥りそうです、
イギリスからの新たな兵器の貸与
もしくは、北朝鮮の動向により
大韓民国が最前線から撤退など考えられることは
ありますが、ロシアとインドの今後の行動が注視されます。
中央公論新社
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