桜庭一樹 『GOSICK ―ゴシック― RED』
- 2017.10.18 Wednesday
- 00:07
JUGEMテーマ:読書感想文
GOSICK シリーズ
『GOSICK ―ゴシック― RED』では、ヴィクトリカ
九城一弥、そして九城一弥の姉である武者小路瑠璃が
第二次世界大戦後、アメリカに渡っていました。
『GOSICKS』シリーズを読んでいないので
その辺りの経緯が解らないですが、推理探偵ものとしては
1冊ごとに独立した話となっているので、読む分には
問題ありませんが、渡米した経緯は知りたいですね。
また、グレヴィール・ド・ブロウ警部の消息も
わかりません。生きているのかな。
イタリア系マフィアからマフィアが三人殺された
理由がわからないので、調べて欲しいと依頼が来たが
ヴィクトリカは依頼を断り、武者小路瑠璃の子供の
緑青が誘拐されてしまう。
3人のマフィアを殺した犯人はあっさりと判明するが
その殺人犯を操っていた黒幕に辿り着くまでが一苦労でした。
殺人犯を操っていた黒幕の更に黒幕が存在しており
素の黒幕は、アメリカ合衆国でも存在を知られている人物であり
ヴィクトリカの敵にしては、シャーロック・ホームズに
対するジェームズ・モリアーティのような存在ですが
実在していた人物が、敵になるのは
今後の展開が、読めませね。
KADOKAWA
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