サイエンスZERO 『異常気象に立ち向かえ 異分野からの挑戦!』
- 2017.10.09 Monday
- 15:05
JUGEMテーマ:今日見たテレビの話
今年も日本を襲ったゲリラ豪雨や集中豪雨。
それに対応する気象衛星やレーダー。
しかしながら、気象を正確には予測できません。
でも、異なる分野に精通した人々の知恵を
結集することで気象予測の精度を上げる試みが
なられています。
ゲリラ豪雨を1時間以内に予測する?
現在は、気象レーダーで雨雲の雨粒(1mm程度)を観測して
雨量を予測しています。この方法だと雨が降る直前でないと
観測できません。
そこで雨雲になる前の水蒸気(0.1nm:雨粒の1000万分の1)
を観測できれば、事前に雨量を予測できる。
宇宙物理の専門家の知恵により電波望遠鏡を使い
水蒸気を観測する。
そもそも、宇宙観測では邪魔者だった水蒸気を
逆手に取りそう蒸気を観測する機器を製作。
十先に筑波で実感したところ、今まで予測できなかった
雨が降ることを2時間前に予測できました。
なんとも頼りになる機器です。
海鳥に観測装置を付けて、海鳥の飛行記録を解析。
このことにより観測装置が無い海上でも気象観測が出来る。
今までは、航行する船だけが頼りだったのに大きな進歩です。
また、ウミガメを使い水温を測る試みも行われている。
バイオロギングの成果は、凄いですね。
ヒートアイランド現象を解消しようする新技術。
公演に地面を冷やす技術は、石。
広場の下に埋めた石が水を吸い込む。
直ぐに乾かない新開発の石を使うことにより
地面の温度を上げない。
自然の力を上手く利用した防災をグリーンインフラと
呼びます、なんだか聞きなれない言葉ですね。
次話 『自動車までできる すごいぞ!タフポリマー』
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